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携帯型人工呼吸器(けいたいじんこうこきゅうき)

最終更新:2026/4/28

携帯型人工呼吸器は、呼吸困難な患者に対し、外部から酸素を供給し呼吸を補助または代行する小型の医療機器である。

別名・同義語 ポータブル呼吸器移動式人工呼吸器

ポイント

主に救急医療や災害現場で使用され、電源の種類や操作方法も多様化している。在宅医療における利用も増加傾向にある。

概要

携帯型人工呼吸器は、従来の大型の人工呼吸器と比較して小型軽量であり、持ち運びが容易なため、救急現場や災害現場、あるいは在宅医療など、様々な場面で使用される。患者の呼吸状態をモニタリングし、必要に応じて呼吸回数、吸気圧、酸素濃度などを調整する能を持つ。

歴史

人工呼吸器の歴史は古く、19世紀には手動式の呼吸器が登場していた。その後、電動式の呼吸器が開発され、20世紀後半にはICU(集中治療室)での使用が一般的になった。携帯型人工呼吸器の開発は、1970年代から本格的に始まり、小型化、軽量化、省電力化が進められた。近年では、より高度な機能を持つ携帯型人工呼吸器も登場している。

携帯型人工呼吸器には、いくつかの種類がある。代表的なものとしては、以下のものが挙げられる。

  • バッグバルブマスク(BVM): 手動で操作する最も基本的な人工呼吸器。電源を必要とせず、簡便に使用できる。
  • 自動式人工呼吸器: 電源を使用し、設定したパラメータに基づいて自動的に呼吸を補助する。様々な換気モードに対応している。
  • 非侵襲的陽圧換気(NIPPV): マスクや鼻カニューレを通して呼吸を補助する。患者への負担が少なく、比較的簡便に使用できる。

使用方法

携帯型人工呼吸器の使用方法は、機種や患者の状態によって異なる。一般的には、患者の気道確保を行い、適切なマスクやチューブを装着する。その後、電源を入れ、設定したパラメータに基づいて呼吸を補助する。使用中は、患者の呼吸状態やバイタルサインを継続的にモニタリングする必要がある。

注意

携帯型人工呼吸器を使用する際には、以下の点に注意する必要がある。

  • 適切な機種を選択する。
  • 正しい操作方法を習得する。
  • 患者の状態を常にモニタリングする。
  • 定期的なメンテナンスを行う。

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