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体位ドレナージ(たいいどれなーじ)

最終更新:2026/4/28

体位ドレナージは、重力を利用して体内のリンパ液や体液の滞留を取り除く理学療法の一種である。

別名・同義語 リンパドレナージ体位療法

ポイント

浮腫の軽減や呼吸機能の改善を目的とし、特定の体位をとることで自然治癒力を高める効果が期待される。医療機関や介護施設で実施される。

体位ドレナージとは

体位ドレナージは、重力を利用してリンパの流れを促進し、体内の老廃物や余分な水分を排出するテクニックです。特定の体位をとることで、リンパ管や血管の圧力を調整し、滞留している体液を移動させます。

効果と目的

体位ドレナージは、主に以下の効果が期待されます。

  • 浮腫の軽減: 手足や顔のむくみを改善します。
  • 呼吸能の改善: 胸郭の可動性を高め、呼吸をにします。
  • 循環器系の改善: 血流を促進し、血栓の予防に役立ちます。
  • 内臓機能の改善: 消化器系や泌尿器系の機能を活性化します。

これらの効果により、体位ドレナージは、術後の回復促進、慢性疾患の症状緩和、リハビリテーションなど、幅広い目的で利用されています。

具体的な方法

体位ドレナージは、患者の状態や目的に応じて、様々な体位が用いられます。代表的な体位としては、以下のようなものがあります。

  • 頭低位: 頭部を下げ、下肢を挙上することで、脳圧を下げ、頭部のうっ血を軽減します。
  • 側臥位: 横向きに寝ることで、片側のリンパの流れを促進します。
  • 腹臥位: うつ伏せに寝ることで、背部のリンパの流れを促進します。
  • 座位: 座位で特定の姿勢をとることで、胸郭の可動性を高め、呼吸を楽にします。

これらの体位を、患者の状態に合わせて組み合わせ、適切な時間保持することで、効果的なドレナージを行います。

注意

体位ドレナージは、専門的な知識と技術が必要なため、必ず医師や理学療法士の指導のもとで行う必要があります。また、以下のような場合は、体位ドレナージが禁忌となることがあります。

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