呼吸リハビリ(こきゅうりはびり)
最終更新:2026/4/28
呼吸リハビリは、呼吸器疾患や外科手術後の患者に対し、呼吸機能を改善し、生活の質を高めることを目的とした治療法である。
別名・同義語 呼吸機能訓練呼吸改善訓練
ポイント
呼吸リハビリは、呼吸困難の軽減、運動耐容能の向上、呼吸パターン改善などを目指し、医師、理学療法士、作業療法士などの多職種連携で行われる。
呼吸リハビリの概要
呼吸リハビリは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、肺炎、肺がんなどの呼吸器疾患、または胸部手術、心臓手術後の患者を対象とした治療的介入です。呼吸筋の強化、呼吸パターンの改善、気道分泌物の除去、運動耐容能の向上などを通じて、呼吸困難の軽減と生活の質の向上を目指します。
呼吸リハビリの具体的な内容
呼吸リハビリには、以下のような様々な手法が含まれます。
- 呼吸訓練: 横隔膜呼吸、口すぼめ呼吸、深呼吸などの呼吸法を習得し、呼吸効率を高めます。
- 呼吸筋トレーニング: 呼吸筋を強化するためのエクササイズを行います。専用の器具を使用することもあります。
- 排痰訓練: 気道内の分泌物を効果的に除去するためのテクニックを習得します。
- 運動療法: ウォーキング、自転車エルゴメーター、階段昇降などの運動を行い、全身の持久力と筋力を向上させます。
- 栄養指導: 呼吸に必要なエネルギーを確保するための適切な栄養摂取について指導します。
- 心理的サポート: 呼吸困難に対する不安やストレスを軽減するためのカウンセリングやリラクゼーション法を提供します。
呼吸リハビリの効果
呼吸リハビリは、以下のような効果が期待できます。
- 呼吸困難の軽減
- 運動耐容能の向上
- 呼吸パターンの改善
- 気道分泌物の除去
- 生活の質の向上
- 入院期間の短縮
- 再入院率の低下
呼吸リハビリの適応
呼吸リハビリは、呼吸器疾患や外科手術後の患者であれば、比較的幅広い範囲で適応となります。ただし、重度の心不全や不安定な狭心症などの合併症がある場合は、慎重な評価が必要です。