吸引器(きゅういんき)
最終更新:2026/4/28
吸引器は、液体や気体を吸い込む装置であり、医療現場や工業分野で広く用いられる。
別名・同義語 吸入器真空ポンプ
ポイント
吸引器は、負圧を利用して体内の分泌物や異物を除去する医療機器であり、様々な種類が存在する。近年では、小型でポータブルな吸引器も開発されている。
概要
吸引器は、負圧を発生させ、チューブを通して液体や気体を吸い込む装置です。医療現場では、手術中の体液や分泌物の除去、気道確保、喀痰吸引などに使用されます。工業分野では、粉塵の除去、液体の移送、真空包装などに利用されます。
種類
吸引器には、様々な種類があります。
- 電動吸引器: モーターで駆動し、強力な吸引力を得られます。医療機関で広く使用されています。
- 手動吸引器: 手動でポンプを操作し、吸引力を得られます。停電時など、緊急時に使用されることがあります。
- ポータブル吸引器: 小型で軽量であり、持ち運びが容易です。在宅医療や救急現場で使用されます。
- 手術用吸引器: 手術中に体液や分泌物を効率的に除去するために設計されています。
医療における利用
医療現場における吸引器の利用は多岐にわたります。
- 喀痰吸引: 気道内に溜まった喀痰を除去し、呼吸を楽にします。
- 手術中の体液吸引: 手術中に発生する血液や体液を除去し、手術視野を確保します。
- 気道確保: 異物や分泌物による気道閉塞を防ぎ、呼吸を維持します。
- 胃内容物吸引: 胃内容物を吸引し、誤嚥性肺炎を予防します。
歴史
吸引器の原型は、19世紀後半に開発されました。当初は手動式でしたが、20世紀に入り電動式が登場し、医療現場での利用が拡大しました。近年では、技術の進歩により、より小型で高性能な吸引器が開発されています。
注意点
吸引器を使用する際には、以下の点に注意が必要です。