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歩行時間テスト(ほこうじかんてすと)

最終更新:2026/4/28

歩行時間テストは、一定距離を歩くのに要する時間を測定し、歩行速度や運動能力を評価する検査である。

別名・同義語 歩行速度テスト6分間歩行テスト

ポイント

主に高齢者の運動機能評価や、神経疾患患者のリハビリテーション効果測定に用いられる。簡便な検査でありながら、身体機能の変化を捉える指標として有用である。

概要

歩行時間テストは、特定の距離(通常は4メートルまたは6メートル)を歩くのにかかる時間を計測する簡便な検査です。高齢者の運動評価神経疾患患者のリハビリテーション効果測定、転倒リスクの評価などに広く用いられます。

実施方法

通常、平坦な床面で実施されます。被験者は、定められた距離をできるだけ速いペースで歩きます。計測は、スタート地点から完全に歩き始めた時点から、ゴール地点に到達した時点までの時間を計測します。複数回の計測を行い、平均値を採用することが一般的です。

評価指標

歩行速度(m/秒)が主な評価指標となります。年齢や性別、健康状態などを考慮して、標準値と比較されます。歩行速度が低下している場合は、筋力低下、バランス能力の低下、神経系の障害などが考えられます。

臨床応用

  • 高齢者の運動機能評価: 運動機能の低下を早期に発見し、適切な介入を行うことができます。
  • 神経疾患患者のリハビリテーション: リハビリテーションの効果を客観的に評価し、治療計画修正に役立てることができます。
  • 転倒リスクの評価: 歩行速度の低下は、転倒リスクの増加と関連しているため、転倒予防に活用できます。
  • パーキンソン病の評価: パーキンソン病患者の歩行速度は低下傾向にあるため、病状の進行度合いを評価する指標となります。

注意

検査前には、被験者に十分な説明を行い、同意を得る必要があります。また、転倒のリスクを考慮し、安全な環境で実施することが重要です。靴の類や床面の状態も、計測結果に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

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