前庭機能チェック(ぜんていのうきねぎゃっく)
最終更新:2026/4/28
前庭機能チェックは、平衡感覚を司る内耳の前庭器官の機能を評価する検査である。
別名・同義語 平衡機能検査めまい検査
ポイント
めまいやふらつきの原因特定に用いられ、様々な検査方法を組み合わせて行うことで、前庭障害の種類や程度を把握する。
前庭機能チェックとは
前庭機能チェックは、平衡感覚を維持するために重要な役割を果たす内耳の前庭器官の機能を評価する一連の検査です。めまい、ふらつき、平衡感覚の異常といった症状の原因を特定し、適切な診断と治療に繋げることを目的とします。
検査の種類
前庭機能チェックには、以下のような様々な検査方法があります。
- 眼振検査: 眼球の動きを観察し、前庭刺激に対する眼の反応を評価します。ビデオ眼振検査(VNG)が一般的です。
- カロリックテスト: 外耳道に冷水または温水を注入し、前庭神経を刺激して眼振を誘発させ、その反応を測定します。
- 回転椅子検査: 回転椅子に座って回転し、前庭神経の反応を評価します。
- 重心動揺検査: 立位姿勢での体の揺れを測定し、平衡機能を評価します。
- 主観的視覚垂直検査(SVV): 視覚的な垂直方向の知覚を評価します。
検査の目的
前庭機能チェックは、以下の目的で実施されます。
- めまいやふらつきの原因特定
- 前庭神経炎、メニエール病、良性発作性頭位めまい症(BPPV)などの前庭障害の診断
- 平衡機能の評価
- 治療効果の判定
検査を受ける際の注意点
検査前には、医師から検査内容や注意点について十分な説明を受けましょう。検査によっては、薬の服用を控える必要がある場合や、特別な準備が必要な場合があります。検査中は、リラックスして指示に従いましょう。