SPONSORED

認知症の行動・心理症状(BPSD)(にんちしょうのこうどう・しんりしょうじょう(びーぴーえすでぃー))

最終更新:2026/4/28

認知症に伴い現れる、攻撃性、徘徊、妄想、幻覚などの行動や心理的な症状の総称である。

別名・同義語 認知症の異常行動認知症に伴う精神症状

ポイント

BPSDは、認知症患者本人や周囲の人々にとって大きな負担となることがあり、適切な対応が必要である。症状の緩和には、薬物療法と非薬物療法が用いられる。

認知症の行動・心理症状(BPSD)とは

認知症の進行に伴い、脳の能障害によって引き起こされる様々な行動や心理的な症状を指します。BPSDは、認知症患者の生活の質(QOL)を著しく低下させるだけでなく、介護者の負担を増大させる要因ともなります。

BPSDの主な症状

BPSDの症状は多岐にわたりますが、主なものとしては以下が挙げられます。

  • 行動面の症状: 徘徊、暴言・暴力、拒否、要求、着衣行動、収集癖、隠匿行動など
  • 心理面の症状: 妄想、幻覚、抑うつ、不安、焦燥感、無関心、人格変化など

これらの症状は、単独で現れることもあれば、複数組み合わさって現れることもあります。

BPSDの原因

BPSDの原因は、脳の器質的な変化に加えて、心理的・社会的要因が複雑に絡み合っていると考えられています。例えば、環境の変化、コミュニケーション不足、孤独感、痛みなどがBPSDを誘発・悪化させる可能性があります。

BPSDへの対応

BPSDへの対応は、症状の程度や患者の状態に合わせて、薬物療法と非薬物療法を組み合わせることが一般的です。

  • 薬物療法: 抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬などが用いられますが、副作用に注意が必要です。
  • 非薬物療法: 環境調整、生活リズムの安定、適切なコミュニケーション、回想法音楽療法アロマセラピーなど、様々な方法があります。

BPSDへの対応は、専門的な知識と経験が必要となるため、医師や看護師、介護福祉士などの専門家と連携することが重要です。

SPONSORED