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併存疾患指数(へいきょんしっかんしすう)

最終更新:2026/4/28

併存疾患指数は、患者が抱える複数の疾患の重症度を数値化した指標である。

別名・同義語 併存症指数多疾患指数

ポイント

この指数は、患者の予後予測や医療資源の配分に役立つ。特に、高齢者や慢性疾患患者の治療計画立案において重要視される。

概要

併存疾患指数(Comorbidity Index)は、患者が罹患している複数の疾患の存在と重症度を考慮し、総合的な健康状態を評価するための指標である。単一の疾患だけでなく、複数の疾患が組み合わさることで、患者の予後や治療効果に大きな影響を与えるため、その影響を定量的に評価する必要性から開発された。

指数の

様々な併存疾患指数が存在するが、代表的なものとして以下のものが挙げられる。

  • Charlson Comorbidity Index (CCI):最も広く使用されている指数の一つで、悪性腫瘍、心不全、糖尿病、脳卒中など、予後不良に影響を与える疾患に高い重み付けをしている。
  • Elixhauser Comorbidity Index:CCIと同様に、複数の疾患を考慮するが、CCIよりも多くの疾患を含み、より詳細な評価が可能である。
  • Hodges-Blumstein Comorbidity Index:高齢者患者を対象とした指数で、加齢に伴う疾患の重症度を考慮している。

計算方法

各指数によって計算方法は異なるが、一般的には、患者が罹患している疾患の種類と重症度に応じて点数を割り当て、それらの合計値を併存疾患指数とする。疾患の重み付けは、大規模な疫学研究や臨床データに基づいて決定される。

臨床応用

併存疾患指数は、以下の様な臨床応用が期待される。

  • 予後予測:患者の生存率や合併症のリスクを予測する。
  • 治療計画立案:患者の状態に合わせた最適な治療法を選択する。
  • 医療資源配分:重症度の高い患者に優先的に医療資源を配分する。
  • 臨床研究:異なる患者群間で併存疾患の影響を比較する。

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