糖尿病足チーム医療(とうにょうびょうあしちーむいりょう)
最終更新:2026/4/28
糖尿病足チーム医療は、糖尿病患者の足病変を予防・治療するために、多職種が連携して行う医療である。
別名・同義語 糖尿病足ケアチーム糖尿病足多職種連携
ポイント
糖尿病足は重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、早期発見と適切な治療が重要であり、チーム医療はそのための効果的な手段となる。
糖尿病足チーム医療とは
糖尿病足チーム医療は、内分泌内科医、看護師、フットケア専門職、理学療法士、装具士、放射線技師など、多職種が連携し、糖尿病患者の足病変の予防、早期発見、適切な治療を行う医療体制です。糖尿病患者は、神経障害、血管障害、免疫機能低下により、足に潰瘍や感染症を起こしやすく、最悪の場合、切断に至ることもあります。チーム医療は、それぞれの専門知識を活かし、患者の状態に合わせた最適な治療を提供することで、切断を回避し、QOL(生活の質)を向上させることを目的としています。
チーム医療の具体的な進め方
- リスク評価: 患者の病歴、身体所見、検査結果に基づき、足病変のリスクを評価します。
- フットケア指導: 患者や家族に対し、足の正しい洗い方、保湿方法、靴の選び方、爪の切り方などを指導します。
- 定期的な足の検査: 定期的に足の視診、触診、神経感覚検査、血管検査などを行い、足病変の早期発見に努めます。
- 潰瘍の治療: 潰瘍が発生した場合は、感染のコントロール、創傷の洗浄・保護、減圧療法などを行います。
- 装具療法: 足の変形や圧迫を軽減するために、インソールや足底圧分散装具などを使用します。
- 必要に応じた外科的治療: 重症な潰瘍や壊疽に対しては、外科的治療が必要となる場合があります。
チーム医療のメリット
- 早期発見・早期治療による切断リスクの低減
- 患者の状態に合わせた個別化された治療
- 患者のQOL(生活の質)の向上
- 医療従事者の知識・技術の向上
関連情報
日本糖尿病学会:https://www.jds.or.jp/