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フレイル指数(ふれいしすう)

最終更新:2026/4/28

フレイル指数は、身体機能の低下度合いを数値化した指標であり、健康寿命の延伸や介護予防に活用される。

別名・同義語 虚弱指数健康度指標

ポイント

フレイル指数は、筋力、歩行速度、体重減少などの要素から算出され、個人の状態を客観的に評価する。

フレイル指数の概要

フレイル指数は、高齢者の健康状態を評価するための指標であり、特に「フレイル(虚弱)」と呼ばれる状態を定量的に把握するために用いられます。フレイルは、加齢に伴う身体能の低下により、健康な状態から要介護状態へと移行する中間段階を指します。フレイル指数を用いることで、早期にフレイルを検出し、適切な介入を行うことで、要介護状態への移行を遅らせることが期待できます。

フレイル指数の算出方法

フレイル指数の算出方法はいくつか存在しますが、一般的には以下の要素を組み合わせて計算されます。

  • 筋力: 手握力の測定値
  • 歩行速度: 短距離(数メートル)の歩行時間を測定し、速度を算出
  • 体重減少: 過去1年間の体重変化
  • 活動量: 日常生活における活動量の評価(質問票などを使用)
  • 栄養状態: 栄養摂取量や体格指数BMI)などの評価

これらの要素をそれぞれ点数化し、合計することでフレイル指数を算出します。具体的な計算方法は、使用する評価ツールや研究によって異なります。

フレイル指数の解釈

フレイル指数は、数値が高いほどフレイルの状態が進行していることを示します。一般的に、以下の段階に分類されます。

  • ロバスト(健康): フレイル指数が低い状態。健康な状態を維持している。
  • プレフレイル(フレイル予備力低下): フレイル指数が中程度。フレイルに移行するリスクが高まっている。
  • フレイル(虚弱): フレイル指数が高い状態。要介護状態への移行リスクが非常に高い。

フレイル指数の活用

フレイル指数は、個人の健康状態の評価だけでなく、地域全体の高齢者の健康増進にも活用されています。フレイル指数を活用した介護予防プログラムや、健康寿命延伸のための施などが実施されています。

参考文献

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