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遺伝性疾患(いでんせいしっかん)

最終更新:2026/4/25

遺伝性疾患とは、遺伝子の変異によって引き起こされる疾患の総称である。

別名・同義語 遺伝病先天性疾患

ポイント

遺伝性疾患は、親から子へと遺伝する可能性があり、発症時期や症状の重さは疾患の種類によって異なる。遺伝カウンセリングによるリスク評価が重要となる。

遺伝性疾患とは

遺伝性疾患は、遺伝子の変異が原因で発症する疾患群です。この変異は、親から子へと受け継がれることがあり、世代を超えて発症する可能性があります。遺伝子の変異の類や、変異が起こる遺伝子の数によって、疾患の現れ方や重症度は大きく異なります。

遺伝のパターン

遺伝性疾患の遺伝パターンには、大きく分けて以下の3つがあります。

  • 染色体優性遺伝: どちらかの親が疾患遺伝子を持っていれば、子どもは50%の確率で疾患を発症します。
  • 常染色体劣性遺伝: 両親ともに疾患遺伝子を持っている場合に、子どもが疾患を発症します。両親が保因者である場合、子どもが疾患を発症する確率は25%です。
  • X連鎖遺伝: X染色体上に存在する遺伝子の変異によって発症します。男性はX染色体を1つしか持たないため、変異遺伝子を持っていれば必ず発症します。女性はX染色体を2つ持つため、保因者となる場合もあります。

代表的な遺伝性疾患

  • 嚢胞性線維症: 肺や消化器に粘液が異常に蓄積する疾患。
  • 鎌状赤血球症: 赤血球の形が鎌状になり、酸素運搬能力が低下する疾患。
  • ハンチントン病: 神経細胞が徐々に破壊され、運動能や認知機能が低下する疾患。
  • ダウン症候群: 21番染色体のトリソミーによって発症する疾患。
  • 家族性高コレステロール血症: コレステロール代謝に関わる遺伝子の変異により、血中のコレステロール値が異常に高くなる疾患。

遺伝カウンセリング

遺伝性疾患のリスクがある場合、遺伝カウンセリングを受けることが重要です。遺伝カウンセラーは、疾患の遺伝パターンやリスク、検査方法、治療法などについて詳しく説明し、患者や家族が適切な判断を下せるようにサポートします。

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