ヘッドターン法(へっどたーんほう)
最終更新:2026/4/28
ヘッドターン法は、乳幼児の斜頭変形(斜め頭)の治療に用いられる、頭部の向きを誘導する装具療法である。
別名・同義語 斜頭変形装具療法ヘルメット療法
ポイント
ヘッドターン法は、頭蓋骨の可塑性を利用し、頭の形を正常に成長させることを目的とする。早期発見と適切な装具の装着が重要である。
ヘッドターン法とは
ヘッドターン法は、乳幼児の斜頭変形(斜め頭)を治療するための装具療法の一つです。斜頭変形は、生後数ヶ月の乳幼児期に、仰向けで寝ている時間が長かったり、特定の方向にばかり顔を向けたりすることで、頭蓋骨が非対称に成長してしまう状態を指します。ヘッドターン法では、頭部を特定の方向に誘導する装具を装着し、頭蓋骨の成長を促します。
ヘッドターン法の仕組み
ヘッドターン法で使用される装具は、頭部にフィットするように作られたヘルメット状のものです。このヘルメットには、頭部を特定の方向に誘導するためのパッドやストラップが取り付けられています。装具を装着することで、頭部にかかる圧力を均等化し、頭蓋骨の成長を正常な方向へ導きます。
ヘッドターン法の適応
ヘッドターン法は、以下の条件に当てはまる乳幼児に適応されます。
- 生後6ヶ月から18ヶ月頃の乳幼児
- 軽度から中程度の斜頭変形
- 装具療法に適応できる頭蓋骨の可塑性
ヘッドターン法の治療期間
ヘッドターン法の治療期間は、斜頭変形の程度や乳幼児の成長速度によって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度です。治療中は、定期的に医師の診察を受け、装具の状態や治療効果を確認する必要があります。
ヘッドターン法の注意点
ヘッドターン法を行う際には、以下の点に注意する必要があります。
- 装具の装着時間:医師の指示に従い、適切な時間装具を装着する。
- 皮膚のケア:装具と頭部の間に湿気や汚れが溜まらないように、清潔に保つ。
- 定期的な診察:医師の診察を受け、治療効果や装具の状態を確認する。