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MoCA(モントリオール認知評価)(もんとりあるにんちひょうか)

最終更新:2026/4/28

MoCA(モントリオール認知評価)は、認知機能障害のスクリーニングを目的として設計された神経心理学的検査である。

別名・同義語 認知機能検査スクリーニング検査

ポイント

MoCAは、短時間で実施可能であり、アルツハイマー病や血管性認知症などの早期発見に役立つ。日本語版も存在し、日本の臨床現場でも広く用いられている。

概要

MoCA(Montreal Cognitive Assessment)は、カナダのモントリオール大学で開発された認知機能検査です。高齢者の軽度認知障害(MCI)や初期のアルツハイマー病などの認知症のスクリーニングを目的として開発されました。

検査内容

MoCAは、以下の5つの領域を評価します。

  • 視空間・実行機能: 立方体描画、時計描画など
  • 命名: 動物や物の名前を答える
  • 記憶: 短期記憶の評価
  • 注意: 数字の順序の記憶と再生文字の検索など
  • 言語: 単語の流暢性、文の繰り返しなど

これらの検査を組み合わせることで、総合的な認知機能を評価します。検査時間は約20〜30分程度です。

評価方法

MoCAの合計点は30点満点であり、カットオフ値は教育歴によって異なります。一般的に、26点未満の場合、認知能障害の疑いが高いと判断されます。

日本語

MoCAは、日本語版も開発されており、日本の臨床現場でも広く用いられています。日本語版MoCAは、日本の高齢者の特性に合わせて調整されており、より正確な評価が可能とされています。

臨床応用

MoCAは、認知症の早期発見や診断の補助、認知機能の変化モニタリングなどに活用されています。また、認知症のリスクが高いと考えられる人々のスクリーニングにも用いられます。

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