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PFA(心理的応急処置)(しんりてきおうきゅうしょち)

最終更新:2026/4/28

PFA(心理的応急処置)は、災害や緊急事態に直面した人々の心理的な苦痛を軽減し、回復を支援するための初期対応である。

別名・同義語 心理第一援助サイコロジカル・ファーストエイド

ポイント

PFAは、専門家でなくても、傾聴や共感といった基本的なスキルを用いて行うことができる。被災者の尊厳を尊重し、自発的な行動を促すことが重要である。

PFA(心理的応急処置)とは

PFA(Psychological First Aid:心理的応急処置)は、自然災害、事故、テロ、紛争などの緊急事態に直面した人々の心理的な苦痛を軽減し、回復を支援するための初期対応です。身体的な怪我の応急処置と同様に、心理的な傷つきに対する最初のサポートを提供することを目的としています。

PFAの原則

PFAは、以下の3つの原則に基づいて行われます。

  1. 安全の確保: 被災者が安全な環境にいることを確認します。身体的な安全だけでなく、心理的な安全も重要です。
  2. 共感的な傾聴: 被災者の話を注意深く聞き、共感的な態度を示します。批判したり、アドバイスしたりするのではなく、ただ寄り添うことが大切です。
  3. 情報提供と選択肢の提示: 被災者に必要な情報を提供し、利用可能な支援サービスについて説明します。被災者が自分で選択できるような選択肢を提示することも重要です。

PFAの具体的な行動

PFAを行う際には、以下の行動が推奨されます。

  • 落ち着いて接する: 落ち着いた声で、ゆっくりと話しかけます。
  • 傾聴する: 被災者の話を遮らず、最後まで聞きます。
  • 共感を示す: 被災者の気持ちに寄り添い、「つらいですね」「大変でしたね」といった言葉を伝えます。
  • 安心感を与える: 被災者が一人ではないことを伝え、安心感を与えます。
  • 具体的な支援を提供する: 食料、水、毛などの物資を提供したり、避難場所への案内をしたりします。
  • 専門家へのつなぎ: 必要に応じて、精神科医やカウンセラーなどの専門家への相談を促します。

PFAの注意点

PFAを行う際には、以下の点に注意する必要があります。

  • 無理強いしない: 被災者が話したくない場合は、無理に聞き出そうとしない。
  • 個人的な意見を言わない: 被災者の価値観や信念を尊重し、個人的な意見を押し付けない。
  • 二次被害を防ぐ: 被災者のプライバシーを保護し、個人情報を漏洩しない。
  • 自分自身のケア: PFAを行う人も、ストレスや疲労を感じることがあります。自分自身のケアも大切です。

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