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熱傷応急処置(ねっしょうおうきゅうしょち)

最終更新:2026/4/28

熱傷応急処置は、熱、火、電気、化学物質などによる熱傷に対し、初期に行う応急手当を指す。

別名・同義語 火傷の応急処置熱傷の初期対応

ポイント

熱傷の重症度に応じた適切な処置が重要であり、水冷と創傷保護が基本となる。重度の熱傷は速やかに医療機関を受診する必要がある。

傷の分類

熱傷は、その原因や深さによって分類されます。原因としては、熱傷(火傷、湯傷、固体との接触)、化学熱傷、電気熱傷、放射線熱傷などがあります。深さによる分類は、Ⅰ度熱傷(表皮のみ)、Ⅱ度熱傷(表皮と真皮)、Ⅲ度熱傷(真皮全層および皮下組織)に分けられ、それぞれ治療法が異なります。

応急処置の基本

熱傷応急処置の基本は、熱源の除去、水冷、創傷保護です。まず、熱源から離し、衣服などが付着している場合は、無理に剥がさず、冷水で湿らせたガーゼなどで覆います。

水冷

熱傷部位を15〜30分程度、流水または冷水で冷却します。冷水は、痛みを和らげ、熱の広がりを抑える効果があります。ただし、広範囲の熱傷やⅢ度熱傷の場合、急速な冷却は体温低下を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

創傷保護

水冷後、清潔なガーゼなどで熱傷部位を覆います。水疱が形成されている場合は、破裂させないように注意し、保護します。患部を高く保つことで、腫れを軽減できます。

医療関への受診

以下の場合は、速やかに医療機関を受診してください。

  • 広範囲の熱傷(手のひら以上の面積)
  • Ⅲ度熱傷
  • 顔、手足、関節部、陰部などの熱傷
  • 電気熱傷
  • 化学熱傷
  • 呼吸困難や意識障害を伴う場合

注意点

  • 熱傷部位に油や軟膏などを塗らないでください。感染のリスクを高めます。
  • 水疱を自己判断で破裂させないでください。感染のリスクを高めます。
  • 広範囲の熱傷では、脱水症状に注意し、水分補給を心掛けてください。

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