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嚥下調整食(えんげちょうせいしょく)

最終更新:2026/4/28

嚥下機能が低下した人が、安全かつ確実に食事を摂取できるよう、食品の形態を調整した食品。

別名・同義語 介護食ソフト食

ポイント

高齢者や神経疾患患者の誤嚥を防ぐ目的で、とろみや柔らかさを調整することが特徴である。病院や介護施設で広く利用されている。

嚥下調整食とは

嚥下調整食は、噛む力や飲み込む力が低下した人が、食事をしむ上で重要な役割を担います。加齢に伴う筋力低下や、脳卒中、パーキンソン病などの神経疾患によって嚥下能が損なわれることが原因で、食事の際に誤嚥(食べ物や飲み物が気管に入ってしまうこと)を引き起こすリスクが高まります。嚥下調整食は、このようなリスクを軽減し、栄養摂取をサポートするために開発されました。

嚥下調整食の

嚥下調整食は、その形態によって大きく分けて以下の5種類に分類されます。

  • 固形: 通常の食事形態。噛む力や飲み込む力に問題がない人が対象です。
  • 柔らか: 比較的柔らかく、スプーンで簡単に潰せる程度の形態。噛む力が弱い人や、歯の治療後の方に適しています。
  • ムース: 口の中で舌で潰せる程度の滑らかな形態。噛む力がほとんどない人や、口腔機能が低下している人に適しています。
  • とろみ: 液体に増粘剤を加えてとろみをつけた形態。飲み込む際に液体の流れを遅らせ、誤嚥を防ぎます。とろみの程度は、弱、中、強の3段階に分けられます。
  • 流動: スプーンですくい上げられないほど流動性の高い形態。ほとんど噛む力や飲み込む力がない人や、意識レベルが低い人に適しています。

嚥下調整食の利用

嚥下調整食は、医師や管理栄養士の指示のもと、個々の嚥下機能の状態に合わせて適切な形態を選択することが重要です。誤嚥のリスクを最小限に抑え、安全に食事を摂取できるよう、専門家のアドバイスを受けながら利用しましょう。

嚥下調整食の注意

嚥下調整食は、あくまで嚥下機能が低下した人に対する一時的な食事形態です。長期的な利用は、口腔機能の低下を招く可能性があるため、定期的な評価嚥下訓練を行うことが大切です。

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