非常用電源(ひじょうよう でんげん)
最終更新:2026/4/28
非常用電源は、通常の電源が停止した場合に、重要な機器やシステムに電力を供給するために用いられる電源装置である。
別名・同義語 バックアップ電源予備電源
ポイント
非常用電源は、災害や事故、計画的な停電など、様々な状況下で電力供給を維持するために不可欠な設備であり、バックアップ電源の一種として機能する。
非常用電源とは
非常用電源は、通常の電力供給が停止した場合に、重要な設備やシステムを継続的に動作させるための電源です。停電時のバックアップとして機能し、人命保護、設備の保全、事業継続などに貢献します。
非常用電源の種類
非常用電源には、主に以下の種類があります。
- 蓄電池: バッテリーに電力を蓄え、停電時に放電して電力を供給します。設置が比較的容易で、瞬時に電力を供給できるのが特徴です。
- 自家発電機: ディーゼルエンジンやガスエンジンなどを動力源として、停電時に電力を生成します。長時間の電力供給が可能ですが、起動に時間がかかる場合があります。
- 無停電電源装置 (UPS): 蓄電池とインバーターを組み合わせた装置で、瞬時に電力を供給できます。主にコンピュータや通信機器などの保護に用いられます。
非常用電源の用途
非常用電源は、以下のような様々な場所や設備で利用されています。
- 病院: 生命維持装置や医療機器の電源確保
- データセンター: サーバーやネットワーク機器の電源確保
- 工場: 生産設備の停止防止
- オフィスビル: 防災設備や非常用照明の電源確保
- 交通機関: 信号機や駅の設備電源確保
非常用電源の選定
非常用電源を選定する際には、以下の点を考慮する必要があります。
- 必要な電力容量: 供給対象の機器やシステムの消費電力を把握する
- バックアップ時間: 停電時に必要な電力供給時間を設定する
- 電源の種類: 用途や予算に応じて適切な電源を選択する
- 設置場所: 設置スペースや環境条件を考慮する
法規制
非常用電源の設置や運用に関しては、消防法や建築基準法などの法規制が存在します。これらの法規制を遵守し、適切な管理を行う必要があります。