骨折応急処置(こつせつおうきゅうしょち)
最終更新:2026/4/28
骨折応急処置とは、骨が折れた際に、さらなる損傷を防ぎ、症状を悪化させないように行う初期対応のことである。
別名・同義語 骨折時の初期対応骨折時のファーストエイド
ポイント
骨折の疑いがある場合、自己判断での移動は避け、専門家による適切な診断と治療を受けることが重要である。応急処置はあくまで搬送までの間の処置となる。
骨折応急処置の目的
骨折応急処置の主な目的は、以下の通りである。
- 二次損傷の防止: 骨折部位を固定し、移動や刺激によるさらなる損傷を防ぐ。
- 疼痛の緩和: 骨折による痛みを軽減する。
- ショックの予防: 骨折に伴うショック状態を防ぐ。
- 機能の温存: 可能な限り、患部の機能を温存する。
骨折応急処置の手順
- 安全確保: まず、周囲の安全を確認する。患者と救助者双方の安全を確保することが最優先である。
- 観察と評価: 患者の状態を観察し、骨折の可能性を評価する。骨折の兆候としては、激しい痛み、変形、腫れ、機能障害などが挙げられる。
- 固定: 骨折部位を固定する。可能であれば、副木や添え木などを使用し、患部を動かさないようにする。固定する際は、患部を無理に動かしたり、圧迫したりしないように注意する。
- 冷却: 患部を冷却する。冷湿布や保冷剤などをタオルで包み、患部に当てることで、痛みや腫れを軽減する。
- 搬送: 救急車を呼ぶか、患者を安全に搬送する。搬送中は、患部を動かさないように注意する。