手指衛生(しゅいぎせい)
最終更新:2026/4/28
手指衛生は、手についた微生物を物理的または化学的に除去・減量することで、感染症の予防を目的とする。
別名・同義語 手洗い手指消毒
ポイント
手指衛生は、医療現場だけでなく、日常生活においても感染症対策の基本となる重要な行為である。適切な方法で行うことで、自身や周囲の人々への感染リスクを低減できる。
手指衛生の重要性
手指は、様々な場所や物に触れるため、多くの微生物が付着しやすい。これらの微生物の中には、病原性を持つものが含まれており、手指を介して感染症が広がる可能性がある。手指衛生は、これらの微生物を効果的に除去・減量することで、感染症の発生や蔓延を防ぐための最も基本的な対策の一つである。
手指衛生の方法
手指衛生には、主に以下の2つの方法がある。
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手洗い: 水と石鹸を用いて、手を物理的に洗浄する方法。適切な手洗いを行うためには、以下の手順が推奨される。
- 手を水で濡らす
- 石鹸を手に取り、泡立てる
- 手のひら、手の甲、指の間、爪の間、手首などを丁寧に洗う
- 流水で十分に洗い流す
- 清潔なタオルで拭き取る
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アルコール手指消毒: アルコール含有量の高い消毒液を用いて、手を消毒する方法。アルコールは、多くの微生物に対して殺菌効果を持つ。アルコール手指消毒を行う際には、以下の点に注意する必要がある。
- 消毒液を手に取り、手のひら全体に塗布する
- 手のひら、手の甲、指の間、爪の間などを丁寧に擦り込む
- 消毒液が完全に乾くまで、手を動かさない
手指衛生のタイミング
手指衛生は、以下のタイミングで行うことが推奨される。
手指衛生に関する注意点
- 石鹸は、固形石鹸でも液体石鹸でも効果は変わらない。
- アルコール手指消毒は、手が目に見える汚れで汚れている場合には、効果が低下する可能性があるため、手洗いが推奨される。
- 手指に傷がある場合には、アルコール手指消毒を行うと刺激になる可能性があるため、手洗いが推奨される。