インフルエンザワクチン(いんふるえんざわくちん)
最終更新:2026/4/28
インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルス感染症を予防するために接種されるワクチンである。
別名・同義語 流感ワクチン
ポイント
インフルエンザワクチンは、流行する可能性の高いインフルエンザウイルスの株を予測し、その株に対応する抗原を含む。毎年接種する必要がある。
インフルエンザワクチンの概要
インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルスに対する免疫を獲得し、発症を予防、または重症化を防ぐことを目的としたワクチンです。毎年、世界保健機関(WHO)がその年の流行が予測されるインフルエンザウイルスの株を決定し、その株に基づいてワクチンが製造されます。
ワクチンの種類
インフルエンザワクチンには、主に以下の種類があります。
- 不活化ワクチン: 現在日本で広く使用されているワクチンで、ウイルスを殺菌したもので構成されています。注射によって接種します。
- 生ワクチン: 弱毒化されたウイルスを使用するワクチンで、鼻腔内に噴霧して接種します。日本では承認されていません。
接種時期
インフルエンザワクチンの効果は時間とともに低下するため、毎年接種することが推奨されます。接種時期は、一般的に10月~12月頃が最適とされていますが、流行の状況によっては、それ以降でも接種が推奨される場合があります。
副作用
インフルエンザワクチンの接種後、注射部位の痛みや腫れ、発熱、倦怠感などの軽度な副作用が現れることがあります。これらの症状は通常、数日以内に自然に消失します。まれに、重篤なアレルギー反応が起こることがあります。
効果と限界
インフルエンザワクチンは、接種者の発症リスクを約60~80%程度に低減できるとされています。しかし、ワクチンの効果は、接種者の年齢や健康状態、ワクチンの株と流行株との一致度などによって異なります。また、ワクチン接種後も感染する可能性はありますが、重症化を防ぐ効果が期待できます。