コネクテッドカー(こねくてっどかー)
最終更新:2026/4/19
コネクテッドカーは、車載通信装置を通じてインターネットに接続し、様々な情報サービスや他の車両との連携を実現する自動車である。
別名・同義語 ネットカースマートカー
ポイント
コネクテッドカーは、安全性の向上、交通渋滞の緩和、新たなインフォテインメント体験の提供を目的として開発が進められている。5G通信の普及により、その機能はますます高度化している。
コネクテッドカーとは
コネクテッドカーとは、自動車がインターネットに常時接続され、様々な情報サービスや他の車両、インフラと通信することで、安全性の向上、利便性の向上、新たな価値の創出を目指す自動車のことです。従来の自動車は、主に運転や移動手段としての役割を担っていましたが、コネクテッドカーは、情報通信技術を活用することで、より高度な機能とサービスを提供します。
コネクテッドカーの機能
コネクテッドカーが提供する機能は多岐にわたります。主な機能としては、以下のものが挙げられます。
- ナビゲーション: リアルタイムの交通情報や渋滞予測に基づいた最適なルート案内を提供します。
- インフォテインメント: 音楽ストリーミング、ビデオオンデマンド、ニュースなどのコンテンツを車内で楽しむことができます。
- リモートコントロール: スマートフォンアプリを通じて、車両のドアロック、エンジン始動、エアコン操作などを遠隔で行うことができます。
- 車両診断: 車両の状態をリアルタイムで監視し、故障の兆候を早期に発見することができます。
- 自動運転支援: 車線維持支援、アダプティブクルーズコントロールなどの自動運転支援機能を活用し、運転負荷を軽減します。
- V2X (Vehicle-to-Everything) 通信: 他の車両 (V2V)、インフラ (V2I)、歩行者 (V2P) と通信し、衝突回避や交通渋滞の緩和に貢献します。
コネクテッドカーの歴史
コネクテッドカーの概念は、1990年代後半から存在していましたが、当時は通信技術の制約から、実現できる機能は限られていました。2000年代に入り、携帯電話網やインターネットの普及が進むにつれて、コネクテッドカーの開発が本格化しました。2010年代以降は、スマートフォンとの連携やクラウドサービスの活用が進み、コネクテッドカーの機能は飛躍的に向上しました。近年では、5G通信の普及により、より高速で安定した通信が可能になり、コネクテッドカーの可能性はさらに広がっています。
コネクテッドカーの課題
コネクテッドカーの普及には、いくつかの課題も存在します。主な課題としては、以下のものが挙げられます。
- セキュリティ: 車両がインターネットに接続されることで、サイバー攻撃のリスクが高まります。
- プライバシー: 車両から収集される個人情報の保護が重要になります。
- 通信インフラ: 安定した通信環境の整備が必要です。
- 標準化: V2X通信などの標準化が必要です。
これらの課題を克服することで、コネクテッドカーは、より安全で快適なモビリティ社会の実現に貢献することが期待されます。