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核融合エネルギー(かくゆうごうえねるぎー)

/kakujuːɡoːeneɾɡiː/

最終更新:2026/4/11

軽い原子核同士が融合し、質量欠損に伴い発生する莫大なエネルギーを利用する技術。太陽などの恒星のエネルギー源であり、次世代のクリーンな基幹電源として研究が進められている。

ポイント

重水素や三重水素を燃料とし、核分裂と異なり高レベル放射性廃棄物が少なく安全性が高いとされる。磁場閉じ込め方式やレーザー方式などによる発電実用化が期待されている。

核融合エネルギーとは

核融合エネルギーは、水素の同位体である重水素(D)や三重水素(T)などの軽い原子核が高温・高圧下で融合し、ヘリウムなどの別の原子核へと変化する際(核融合反応)に発生する膨大なエネルギーのことです。太陽や々が輝き続けるエネルギー源としても知られています。

特徴と利点

  1. エネルギー密度が高い: 燃料となる重水素は海水中に豊富に存在し、極めて少量の燃料で莫大なエネルギーを取り出せます。
  2. 安全性: 核分裂反応(原子力発電)とは異なり、連鎖反応が起きないため、異常時には反応を停止させることが容易であり、暴走のリスクが極めて低いです。
  3. 環境負荷が小さい: 二酸化炭素を排出せず、長寿命の高レベル放射性廃棄物も発生しません。

実現への課題

核融合反応を起こすには、太陽内部のような超高温(1億度以上)かつ高密度のプラズマ状態を長時間維持する必要があります。現在、世界各国が協力する「ITER(国際核融合実験炉)」計画をはじめ、磁場閉じ込め方式やレーザー方式を用いた発電実用化に向けた研究が世界中で進められています。

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