RCP(あーるしーぴー)
最終更新:2026/4/27
RCPは、Red Camera Protocolの略で、シネマティックな映像制作を目的としたデジタルシネマカメラの規格である。
別名・同義語 RedcodeRED RAW
ポイント
RED Digital Cinema社が開発した独自のRAWデータフォーマットであり、高画質と柔軟なポストプロダクションワークフローを実現する。
RCPとは
RCP(Red Camera Protocol)は、RED Digital Cinema社が開発したデジタルシネマカメラで使用される独自のデータフォーマットおよびプロトコルです。従来のビデオ規格とは異なり、RAWデータに近い形で映像情報を記録するため、ポストプロダクションにおいて非常に高い自由度と画質を維持することが可能です。
RCPの技術的特徴
- RAWデータに近い記録形式: 圧縮率を調整可能であり、非圧縮に近い形で映像を記録することで、最大限の画質を確保します。
- Redcode: RED独自の圧縮コーデックであり、画質とファイルサイズのバランスを調整できます。
- 柔軟なワークフロー: 主要な編集ソフトウェアとの互換性が高く、多様なポストプロダクション環境に対応します。
- 高解像度撮影: 4K、6K、8Kといった高解像度での撮影をサポートし、シネマティックな映像表現を可能にします。
RCPの用途
RCPは、主に以下の分野で利用されています。
- 映画制作: ハリウッド映画をはじめとする多くの映画作品で採用されています。
- テレビ番組制作: 高画質な映像表現が求められるテレビ番組の制作に利用されています。
- ミュージックビデオ制作: アーティスティックな映像表現を追求するミュージックビデオの制作に利用されています。
- CM制作: 高品質な映像で製品の魅力を伝えるCMの制作に利用されています。
RCPの歴史
2005年にRED Digital Cinema社が最初のRED ONEカメラを発表し、RCPの規格が確立されました。その後、RED EPIC、RED WEAPON、RED RAVEN、RED KOMODOなど、様々なREDカメラが登場し、RCPの規格は進化を続けています。
RCPと他の規格との比較
従来のビデオ規格(ProRes、DNxHDなど)と比較して、RCPはより高い画質と柔軟性を実現できます。しかし、ファイルサイズが大きくなる傾向があり、ポストプロダクションの処理能力も必要となります。