トラフィックミラーリング(とらふぃっくみらーりんぐ)
最終更新:2026/4/28
トラフィックミラーリングは、ネットワーク上を流れるデータを複製し、別のポートへ送信する技術である。
別名・同義語 ポートミラーリングネットワークキャプチャ
ポイント
ネットワークの監視、トラブルシューティング、セキュリティ分析を目的として利用される。通常、SPANポートやネットワークTAPを用いて実装される。
トラフィックミラーリングとは
トラフィックミラーリング(Traffic Mirroring)は、ネットワークを流れるデータをコピーし、別の場所に送信する技術です。SPAN(Switched Port Analyzer)ポートやネットワークTAP(Test Access Point)といった専用のインターフェースを用いて実装されることが一般的です。
目的と用途
トラフィックミラーリングの主な目的は、ネットワークの監視、パフォーマンス分析、セキュリティ監視、トラブルシューティングなどです。具体的には、以下の用途で利用されます。
- ネットワーク監視: ネットワーク全体のトラフィック状況を把握し、ボトルネックや異常を検知します。
- パフォーマンス分析: アプリケーションのパフォーマンスを測定し、改善点を見つけます。
- セキュリティ監視: 不正アクセスやマルウェアの活動を検知し、セキュリティ対策を強化します。
- トラブルシューティング: ネットワーク障害の原因を特定し、迅速な復旧を支援します。
実装方法
トラフィックミラーリングは、主に以下の2つの方法で実装されます。
- SPANポート: スイッチのポートをSPANポートとして設定し、そのポートに流れるトラフィックを複製して別のポートへ送信します。SPANポートの設定は、スイッチの機種やメーカーによって異なります。
- ネットワークTAP: ネットワークケーブルの間にTAPを挿入し、流れるトラフィックを複製して別のポートへ送信します。ネットワークTAPは、SPANポートよりも高い信頼性とパフォーマンスを提供します。
注意点
トラフィックミラーリングを行う際には、以下の点に注意する必要があります。
- パフォーマンスへの影響: トラフィックミラーリングは、ネットワークのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。特に、大量のトラフィックをミラーリングする場合は、注意が必要です。
- セキュリティリスク: ミラーリングされたトラフィックには、機密情報が含まれている可能性があります。ミラーリングされたトラフィックの取り扱いには、十分な注意が必要です。
- 適切な設定: SPANポートやネットワークTAPの設定が不適切であると、正確なトラフィックミラーリングが行われない可能性があります。設定を慎重に行う必要があります。