ユニバーサルデザイン(ゆにばーさるでざいん)
最終更新:2026/4/19
ユニバーサルデザインは、年齢、能力、文化、言語などに関わらず、誰もが使いやすい製品や環境を設計する考え方である。
別名・同義語 バリアフリーインクルーシブデザイン
ポイント
ユニバーサルデザインは、特定の誰かだけでなく、できるだけ多くの人々が製品や環境を利用できるようにすることを目的とする。バリアフリーの概念を包含し、より広範な視点からアクセシビリティを追求する。
ユニバーサルデザインとは
ユニバーサルデザイン(Universal Design:UD)は、1997年にアメリカの建築家ロナルド・メイスによって提唱された、すべての人々が使いやすい製品、環境、システムを設計するための原則である。従来のバリアフリーが、主に身体的な障害を持つ人々への配慮に重点を置いていたのに対し、ユニバーサルデザインは、年齢、性別、能力、文化、言語などの多様性を考慮し、誰もが快適に利用できることを目指す。
ユニバーサルデザインの7原則
ユニバーサルデザインには、以下の7つの原則がある。
- 公平な利用: 製品や環境は、あらゆる人々が差別なく利用できること。
- 柔軟な利用: 製品や環境は、様々な能力、好み、利用状況に対応できること。
- 単純で直感的な利用: 製品や環境は、誰でも容易に理解し、利用できること。
- 知覚情報の提示: 製品や環境は、様々な感覚を通じて情報を効果的に伝達できること。
- 寛容性: 製品や環境は、利用者の誤りや不注意を許容できること。
- 身体的労力の軽減: 製品や環境は、身体的な負担を最小限に抑えること。
- サイズと空間: 製品や環境は、あらゆる体格の人々が利用できること。
ユニバーサルデザインの応用例
ユニバーサルデザインの考え方は、建築、製品デザイン、情報デザインなど、様々な分野で応用されている。例えば、
- 建築: スロープ、手すり、自動ドア、音声案内など。
- 製品デザイン: 大きなボタン、分かりやすい表示、軽量化など。
- 情報デザイン: 文字サイズの調整、音声読み上げ機能、多言語対応など。
ユニバーサルデザインの意義
ユニバーサルデザインは、高齢化社会や多様化する社会において、ますます重要になっている。誰もが快適に生活できる社会を実現するためには、ユニバーサルデザインの考え方を普及させ、製品や環境に取り入れていく必要がある。