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跳ね橋(おどねばし)

最終更新:2026/4/25

跳ね橋は、橋の中央部が上方に跳ね上がることで、船舶の航行を可能にする可動橋の一種である。

別名・同義語 跳上橋開閉橋

ポイント

跳ね橋は、主に船舶の通行を確保するために用いられ、その独特な開閉機構が特徴である。かつては多くの港湾で見られたが、現在では観光名所として残る例が多い。

跳ね橋の概要

跳ね橋は、橋の中央部分が蝶の羽のように上方に開く構造を持つ可動橋です。この構造により、大型の船舶でも橋の下を通過できるようになります。跳ね橋は、固定橋では航行が困難な水路において、交通の円滑化を図るために建設されました。

跳ね橋の歴史

跳ね橋の原型は、中世ヨーロッパの城郭に見られました。壁に設けられた跳ね橋は、敵の侵入を防ぐための防御施設としての役割を果たしていました。近代に入り、産業革命の進展に伴い、港湾における船舶の交通量が増加したことで、跳ね橋は実用的な交通施設として発展しました。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、世界各地の湾に跳ね橋が建設されました。

跳ね橋の構造と仕組み

跳ね橋は、主に鋼鉄製の構造体構成されています。橋の中央部分には、回転軸が設けられており、モーターや油圧シリンダーなどの動力装置によって、橋面が上方に跳ね上げられます。跳ね上げられた橋面は、支柱によって支えられ、船舶が通過するまでその状態を維持します。船舶が通過した後、橋面は再び下降し、元の位置に戻ります。

跳ね橋の現状と課題

現在では、船舶の大型化や交通量の増加に対応するため、より大型の跳ね橋や、他の形式の可動橋(例えば、リフティング橋やスイング橋)が建設される傾向にあります。跳ね橋は、維持管理にコストがかかることや、開閉時に交通が遮断されることなどの課題も抱えています。しかし、その独特な景観や歴史的価値から、観光名所として保存・活用される例も多く見られます。

世界的に有名な跳ね橋

  • シカゴのミシガン大橋 (Michigan Avenue Bridge): アメリカ合衆国シカゴにある跳ね橋で、シカゴのランドマークの一つです。
  • ロッテルダムのデルフトシェル橋 (Delfshaven Bridge): オランダのロッテルダムにある跳ね橋で、歴史的なデルフトシェル地区に位置しています。

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