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回廊(かいろう)

最終更新:2026/4/25

回廊は、建物の周囲または内部を巡る、屋根付きの通路である。

別名・同義語 縁側廊下

ポイント

回廊は、雨天時でも移動を可能にする機能的側面と、景観を構成する美的側面を兼ね備えている。寺院や庭園などでよく見られる。

回廊の概要

回廊は、建物の外周や内部を囲むように設けられた、屋根付きの通路です。雨や風を防ぎながら移動を可能にする実用的な目的のほか、景観を構成する要素としても重要な役割を果たします。

歴史

回廊の起源は古代に遡り、古代ギリシャやローマ建築様式に見られます。日本においては、仏教建築とともに寺院に導入され、鎌倉時代から室町時代にかけて発展しました。特に、寺の庭園回廊は、散瞑想の場として重要な意味を持ちます。

構造と特徴

回廊は、柱と梁で構成された構造が一般的です。屋根は瓦葺きや茅葺きなど、様々な素材が用いられます。壁面には、障子や襖、板壁などが設けられ、内部空間との緩やかな繋がりを生み出します。回廊の幅は、歩行者がすれ違える程度の広さが確保されることが多く、手すりが設けられることもあります。

用途と役割

回廊は、主に以下の用途で利用されます。

  • 移動手段: 雨天時や悪候時でも、建物間を移動するための通路として能します。
  • 景観構成: 庭園や建物の周囲に設けられることで、景観を豊かにし、空間に奥行きを与えます。
  • 眺望: 回廊から庭園や風景を眺めることで、自然との一体感を味わうことができます。
  • 散策: 庭園回廊は、散策や瞑想の場として利用されます。

日本の回廊

日本の回廊は、禅寺の庭園回廊が特に有名です。これらの回廊は、庭園の景観をしみながら、静かに散策するための空間として設計されています。また、茶室へと続く通路として、回廊が利用されることもあります。

回廊の例

  • 金閣寺(京都府)
  • 銀閣寺(京都府)
  • 龍安寺(京都府)

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