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アディティブ・マニュファクチャリング(あでぃてぃぶまにゅふぁくちゃりんぐ)

最終更新:2026/4/19

アディティブ・マニュファクチャリングは、材料を層状に積み重ねて三次元の物体を製造する技術である。

別名・同義語 3Dプリンティング積層造形

ポイント

従来の切削加工とは異なり、材料を削り出すのではなく、必要な部分のみを付加していくため、材料の無駄を削減できる。

アディティブ・マニュファクチャリングとは

アディティブ・マニュファクチャリング(Additive Manufacturing, AM)は、3Dプリンティングとも呼ばれる、材料を層状に積み重ねて三次元の物体を製造する技術の総称です。従来の切削加工や鋳造などの減材法とは異なり、必要な材料のみを付加していくため、材料の無駄を大幅に削減できます。近年、製造業における革新的な技術として注目を集めており、試作、少量生産、カスタマイズ製品の製造などに活用されています。

アディティブ・マニュファクチャリングの歴史

アディティブ・マニュファクチャリングの起源は、1980年代に遡ります。チャールズ・ハルがステレオリソグラフィー(SLA)と呼ばれる光造形法を発明し、特許を取得したのが最初です。その後、粉末焼結積層造形(SLS)、溶解積層法(FDM)など、様々な方式が開発され、技術の進歩とともに、利用可能な材料や製造可能な形状も拡大してきました。

アディティブ・マニュファクチャリングの主な方式

アディティブ・マニュファクチャリングには、様々な方式が存在します。代表的なものを以下に示します。

  • ステレオリソグラフィー(SLA): 液体状の光硬化性樹脂に紫外線を照射し、一層ずつ硬化させていく方式。
  • 粉末焼結積層造形(SLS): 粉末状の材料(プラスチック、金属など)にレーザーを照射し、焼結させて一層ずつ積み重ねていく方式。
  • 熱溶解積層法(FDM): 熱で溶かした樹脂をノズルから押し出し、一層ずつ積み重ねていく方式。
  • 材料噴射法(Material Jetting): 液状の材料をノズルから噴射し、一層ずつ硬化させていく方式。

アディティブ・マニュファクチャリングの応用分野

アディティブ・マニュファクチャリングは、航空宇宙、自動車、医療建築など、幅広い分野で応用されています。例えば、航空機部品の軽量化、自動車部品の試作、医療用インプラントのカスタマイズ、建築模型の製作などが挙げられます。また、近年では、最終製品の製造にも活用されるケースが増えています。

アディティブ・マニュファクチャリングの課題

アディティブ・マニュファクチャリングは、多くのメリットを持つ一方で、いくつかの課題も抱えています。例えば、製造速度が遅い、材料の種類が限られている、製造コストが高いなどが挙げられます。これらの課題を克服するために、技術開発が進められています。

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