送電・配電(そうでんはいでん)
最終更新:2026/4/17
送電は発電所から変電所へ、配電は変電所から需要家へ電気エネルギーを輸送する電力系統の機能である。
別名・同義語 電力輸送電力供給
ポイント
送電は長距離輸送、配電は需要家への供給を担う。両者は電力供給において不可欠な役割を分担している。
送電
送電は、発電所で発電された電気エネルギーを、需要地近くの変電所まで効率的に輸送する役割を担います。一般的に高電圧で送電が行われ、電圧が高いほど送電ロスが少なく、長距離輸送に適しています。送電網は、広域をカバーする基幹系統と、それを補完する地方系統から構成されます。
配電
配電は、変電所から各需要家(家庭や工場など)へ電気エネルギーを供給する役割を担います。送電に比べて低電圧で配電が行われ、需要家の負荷に応じた電圧に調整されます。配電網は、変電所から各需要家へ向かう電線路、変圧器、開閉器などで構成されます。
送電と配電の違い
送電と配電の主な違いは、輸送する電圧と距離、そして役割です。送電は長距離・高電圧で大量の電力を輸送し、配電は短距離・低電圧で各需要家に電力を供給します。また、送電網は電力系統の骨格を形成し、配電網は需要家への最後の接続を担います。
近年の動向
再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、送電・配電系統の強化が重要課題となっています。特に、分散型電源の接続や、電力系統の安定化に向けた技術開発が進められています。スマートグリッドの導入も、送電・配電システムの効率化と信頼性向上に貢献すると期待されています。