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RPZ(あーぴーぜっと)

最終更新:2026/4/28

RPZは、DNSサーバーにおける不正なデータに対する防御機構の一つで、DNSSECの検証に失敗した応答を破棄する機能である。

別名・同義語 DNS Response Policy Zone応答ポリシーゾーン

ポイント

RPZは、DNSキャッシュポイズニング攻撃やDNSスプーフィング攻撃からネットワークを保護するために用いられる。DNSSECが導入されていない環境でも有効な対策となる。

RPZの概要

RPZ(Response Policy Zone)は、DNSサーバーが受信した応答に対して、特定のポリシーに基づいて処理を行うための仕組みです。主に、DNSSEC(Domain Name System Security Extensions)による検証に失敗した応答を破棄するために使用されます。DNSSECは、DNSデータの改ざんを検知するための技術ですが、すべてのDNSサーバーで有効になっているわけではありません。RPZは、DNSSECが有効でない環境でも、ある程度のセキュリティ対を提供することができます。

RPZの仕組み

RPZは、DNSサーバーに設定されたゾーンファイルに基づいて動作します。このゾーンファイルには、特定のドメイン名やIPアドレスに対するポリシーが記述されています。例えば、「特定のドメイン名からの応答は破棄する」といったルールを設定することができます。DNSサーバーは、受信した応答がゾーンファイルに記述されたポリシーに合致するかどうかをチェックし、合致しない場合は応答を破棄します。

RPZの利点

  • DNSキャッシュポイズニング攻撃の軽減: 攻撃者がDNSキャッシュを改ざんし、偽のIPアドレスを登録することを防ぎます。
  • DNSスプーフィング攻撃の軽減: 攻撃者がDNSサーバーになりすまし、偽の応答を送信することを防ぎます。
  • DNSSEC未導入環境でのセキュリティ向上: DNSSECが導入されていない環境でも、ある程度のセキュリティ対策を提供します。
  • 柔軟なポリシー設定: ゾーンファイルに記述されたポリシーを柔軟に変更することができます。

RPZの注意

  • 設定の複雑さ: ゾーンファイルの作成と管理には、ある程度の知識と経験が必要です。
  • 誤設定のリスク: 誤ったポリシーを設定すると、正当な応答まで破棄してしまう可能性があります。
  • DNSSECとの併用: DNSSECを導入している場合は、RPZとDNSSECを組み合わせて使用することで、より高いセキュリティ効果を得ることができます。

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