ETag検証(いーてぃーぐ けんしょう)
最終更新:2026/4/27
ETag検証とは、ウェブブラウザがキャッシュしているリソースが最新であるかを確認するために、サーバーとETagと呼ばれる識別子を交換する技術である。
別名・同義語 キャッシュ検証エンティティタグ検証
ポイント
ETag検証は、HTTPヘッダーを利用してサーバーへの不要なデータ転送を削減し、ウェブページの表示速度を向上させる効果がある。キャッシュ効率を高めるための重要な仕組みである。
ETag検証の概要
ETag検証(Entity Tag Validation)は、ウェブブラウザとウェブサーバー間でリソースのバージョンを比較し、キャッシュされたリソースがまだ有効かどうかを判断するHTTPプロトコルの機能です。これにより、不要なデータ転送を避け、ウェブページの読み込み時間を短縮することができます。
ETagの仕組み
- リソースの取得: ブラウザがサーバーからリソース(画像、HTMLファイルなど)を初めてリクエストすると、サーバーはリソースと共にETagと呼ばれる一意の識別子をHTTPレスポンスヘッダーに含めて返します。
- キャッシュ: ブラウザは、リソースとETagをキャッシュに保存します。
- 再リクエスト: ブラウザが同じリソースを再度リクエストする際、キャッシュにETagが存在する場合、リクエストヘッダーに
If-None-Matchフィールドを含め、キャッシュされているETagをサーバーに送信します。 - 検証: サーバーは、リクエストされたリソースの現在のETagと
If-None-Matchヘッダーで送信されたETagを比較します。
ETagの利点
- 帯域幅の節約: リソースが変更されていない場合、データ転送が不要になるため、帯域幅を節約できます。
- サーバー負荷の軽減: 不要なデータ送信を避けることで、サーバーの負荷を軽減できます。
- ウェブページの高速化: キャッシュされたリソースを使用することで、ウェブページの読み込み時間を短縮できます。
ETagの注意点
- ETagの生成: サーバー側で適切なETagを生成する必要があります。ETagは、リソースの内容に基づいて一意に生成される必要があります。
- キャッシュポリシー: ブラウザのキャッシュポリシーとサーバー側のキャッシュ制御ヘッダー(
Cache-Controlなど)を適切に設定する必要があります。