FEC誤り訂正(えふいしーごしちょうせい)
最終更新:2026/4/28
FEC誤り訂正は、デジタル通信において、伝送路で発生する誤りを検出し、訂正するための技術である。
別名・同義語 前方誤り訂正誤り訂正符号
ポイント
FECはForward Error Correctionの略であり、受信側で誤りを訂正できるため、再送要求を減らすことができる。信頼性の高い通信に不可欠な技術である。
FEC誤り訂正とは
FEC(Forward Error Correction)誤り訂正は、デジタル通信において、伝送路で発生する可能性のある誤りを検出し、訂正するための技術です。通信路はノイズや干渉の影響を受けやすく、データが破損する可能性があります。FECは、送信側で冗長な情報(パリティビットなど)を付加することで、受信側で誤りを検出し、自動的に訂正することを可能にします。
FECの仕組み
FECの基本的な考え方は、送信するデータに冗長性を持たせることです。例えば、ハミング符号やリード・ソロモン符号などの符号化方式を用いて、元のデータにパリティビットと呼ばれるチェック用のビットを付加します。受信側では、受信したデータとパリティビットを用いて誤りの有無をチェックし、誤りが検出された場合には、パリティビットの情報に基づいて誤りを訂正します。
FECの符号化方式
FECには様々な符号化方式が存在します。代表的なものとしては、以下のものが挙げられます。
- ハミング符号: 単一ビット誤りを検出・訂正できるシンプルな符号化方式です。
- リード・ソロモン符号: バースト誤り(連続したビットの誤り)に対して強い符号化方式です。CDやDVDなどの光ディスクや、デジタル放送などで広く利用されています。
- 畳み込み符号: 比較的複雑な符号化方式ですが、高い誤り訂正能力を持っています。
- ターボ符号: 近年注目されている符号化方式で、非常に高い誤り訂正能力を持っています。
FECの応用例
FECは、様々な分野で利用されています。