PTPプロトコル(ぴーてぃーぷろとこる)
最終更新:2026/4/27
PTPプロトコルは、ネットワーク上で時刻同期を行うための通信プロトコルである。
別名・同義語 IEEE 1588精密時刻プロトコル
ポイント
高精度な時刻同期を可能にし、産業用オートメーションや計測システムなどで利用される。IEEE 1588規格に基づいている。
PTPプロトコルとは
PTP(Precision Time Protocol)プロトコルは、イーサネットなどのネットワーク上で、高精度な時刻同期を実現するためのプロトコルです。IEEE 1588規格として標準化されており、従来のNTP(Network Time Protocol)よりも高い精度での時刻同期が可能です。
PTPプロトコルの特徴
- 高精度な時刻同期: ミリ秒、マイクロ秒、さらにはナノ秒レベルの精度で時刻同期が可能です。
- 分散型アーキテクチャ: ネットワーク上の複数のデバイスが時刻情報を交換し、同期を行います。
- ハードウェアサポート: 高精度な時刻同期を実現するために、ハードウェアによるサポートが必要となる場合があります。
- 多様なアプリケーション: 産業用オートメーション、計測システム、金融取引、通信ネットワークなど、幅広い分野で利用されています。
PTPプロトコルの動作原理
PTPプロトコルは、マスタークロックとスレーブクロックの概念に基づいています。マスタークロックは、ネットワーク上の時刻基準となるデバイスであり、スレーブクロックは、マスタークロックと時刻を同期するデバイスです。
PTPプロトコルでは、マスタークロックからスレーブクロックへ、時刻情報を含むPTPパケットが送信されます。スレーブクロックは、受信したPTPパケットの時刻情報と自身の時刻を比較し、時刻のずれを補正します。