QoSポリシー(きょすぽりしー)
最終更新:2026/4/27
QoSポリシーは、ネットワーク上で特定のトラフィックに優先順位を付け、品質を保証するためのルールを定義する仕組みである。
別名・同義語 サービス品質ポリシートラフィック制御ポリシー
ポイント
QoSポリシーは、帯域幅の確保、遅延の低減、ジッタの抑制などを目的とし、VoIPやビデオ会議などのリアルタイム通信の品質向上に貢献する。
QoSポリシーとは
QoS(Quality of Service:サービス品質)ポリシーとは、ネットワーク上で特定のトラフィックに優先順位を付け、品質を保証するためのルールを定義する仕組みです。ネットワークリソースを効率的に利用し、重要なアプリケーションやサービスに必要な品質を確保するために用いられます。
QoSポリシーの目的
QoSポリシーの主な目的は以下の通りです。
- 帯域幅の確保: 特定のトラフィックに十分な帯域幅を割り当てることで、通信速度を維持します。
- 遅延の低減: パケットの伝送遅延を最小限に抑えることで、リアルタイム通信の応答性を向上させます。
- ジッタの抑制: パケットの到達時間変動(ジッタ)を抑制することで、音声や映像の品質を安定させます。
- パケットロス率の低減: パケットの損失を減らすことで、通信の信頼性を高めます。
QoSポリシーの種類
QoSポリシーには、様々な種類があります。
- 優先度キューイング: トラフィックを優先度に応じて複数のキューに分類し、優先度の高いキューのトラフィックを優先的に処理します。
- 帯域幅制限: 特定のトラフィックに割り当てる帯域幅を制限することで、他のトラフィックへの影響を抑制します。
- トラフィックシェーピング: トラフィックの送信速度を調整することで、ネットワークの混雑を緩和します。
- トラフィックフィルタリング: 特定のトラフィックを許可または拒否することで、セキュリティを向上させます。
QoSポリシーの適用例
QoSポリシーは、以下のような場面で活用されます。