ルートリフレクタ(るーとりふれくた)
最終更新:2026/4/25
ルートリフレクタは、BGPルーティング情報を集約し、複数のピアに配布するネットワーク機器である。
別名・同義語 BGPリフレクタ
ポイント
大規模ネットワークにおいて、ルーティング情報の交換効率を向上させるために用いられる。ISPや大規模企業ネットワークでよく利用される。
概要
ルートリフレクタは、Border Gateway Protocol (BGP) を利用するネットワークにおいて、ルーティング情報の伝播を効率化するための重要な機能を提供するネットワーク機器です。BGPはインターネットのルーティングプロトコルとして広く利用されていますが、ピア数が多くなると、ルーティング情報の交換量が膨大になり、ネットワークに負荷がかかります。ルートリフレクタは、この問題を解決するために、ルーティング情報を集約し、必要なピアにのみ配布することで、ルーティング情報の伝播を最適化します。
動作原理
ルートリフレクタは、以下の2つの主要な機能によってルーティング情報の伝播を効率化します。
- ルーティング情報の集約: 複数のピアから受信したルーティング情報を集約し、冗長な情報を排除します。
- ルーティング情報の配布: 集約されたルーティング情報を、設定されたポリシーに基づいて、必要なピアにのみ配布します。
ルートリフレクタは、クライアント/ピアの関係性に基づいてルーティング情報を配布します。クライアントはルートリフレクタからルーティング情報を受信しますが、他のクライアントにルーティング情報を転送しません。ピアはルートリフレクタとルーティング情報を交換し、他のピアにもルーティング情報を転送できます。
導入のメリット
ルートリフレクタを導入することで、以下のメリットが得られます。
- ルーティング情報の伝播効率の向上: ルーティング情報の交換量を削減し、ネットワークの負荷を軽減します。
- ネットワークの安定性の向上: ルーティング情報の伝播遅延を短縮し、ネットワークの安定性を向上させます。
- ネットワークの拡張性の向上: ピア数の増加に対応し、ネットワークの拡張性を向上させます。
関連技術
- BGP (Border Gateway Protocol)
- AS (Autonomous System)
- ルーティングポリシー