UPF(ゆーぴーえふ)
最終更新:2026/4/27
UPFは、Ultra-Processed Foods(超加工食品)の略称であり、産業的に製造され、栄養価が低く、添加物が多く含まれる食品群である。
別名・同義語 超加工食品高加工食品
ポイント
UPFは、健康への悪影響が指摘されており、肥満、心血管疾患、がんなどのリスクを高める可能性が示唆されている。食品の加工度合いを示す指標として注目されている。
UPF(超加工食品)とは
UPF(Ultra-Processed Foods)は、食品の加工度合いを分類するシステム「NOVA」において、最も加工度の高い食品群を指します。ブラジルの食品科学者カルロス・モンテイロらによって提唱されました。UPFは、食品の原材料を分離し、精製し、様々な添加物を加えて製造されます。多くの場合、食品本来の形を留めておらず、栄養価が低いのが特徴です。
UPFの特徴
UPFは、以下の特徴を持つことが多いです。
- 高カロリー、低栄養: 砂糖、脂肪、塩分が多く、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が少ない。
- 添加物の多さ: 着色料、香料、保存料、乳化剤など、多くの食品添加物が使用されている。
- 工業的な製造: 食品工場で大量生産され、家庭のキッチンで作られることは少ない。
- 消費の促進: 魅力的なパッケージや広告によって、過剰な消費を促す傾向がある。
UPFの例
UPFの具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 清涼飲料水
- スナック菓子
- インスタント食品
- 冷凍食品
- 加工肉
- 菓子パン
- シリアル
- マーガリン
健康への影響
UPFの摂取は、肥満、2型糖尿病、心血管疾患、がんなどの慢性疾患のリスクを高める可能性が指摘されています。また、腸内環境の悪化や精神的な健康への悪影響も懸念されています。近年、UPFの摂取量と健康状態に関する研究が活発に行われており、その危険性が広く認識されつつあります。
NOVA分類
UPFは、NOVA分類の4つのグループのうち、最も加工度の高いグループに分類されます。NOVA分類は、以下の4つのグループに食品を分類します。
- 未加工食品または最小限加工食品
- 加工食品(塩、砂糖、油などを加えて加工したもの)
- 超加工食品(UPF)
- 加工補助食品(調理に使用される添加物など)