トランスコーディング(とらんすこーでぃんぐ)
最終更新:2026/4/27
トランスコーディングは、デジタルデータを別の形式に変換する処理のこと。
別名・同義語 形式変換エンコード
ポイント
動画や音声などのメディアファイルにおいて、互換性を持たせるため、またはファイルサイズを調整するために用いられる。
トランスコーディングとは
トランスコーディングとは、ある形式のデジタルデータを別の形式に変換する処理を指します。特に動画や音声などのマルチメディアコンテンツにおいて、異なるデバイスやプラットフォームでの再生を可能にするために広く利用されています。
トランスコーディングの必要性
デジタルデータは、様々な形式で保存・配信されます。例えば、動画ファイルにはMP4、AVI、MOVなど、音声ファイルにはMP3、AAC、WAVなど、様々な形式が存在します。これらの形式は、それぞれ異なる圧縮方式や解像度、ビットレートなどを持ちます。
異なるデバイスやプラットフォームは、対応する形式が異なる場合があります。例えば、スマートフォンではMP4形式の動画を再生できることが多いですが、古い携帯電話ではAVI形式の動画を再生できない場合があります。また、インターネット回線の速度が遅い環境では、ファイルサイズが大きい動画をスムーズに再生することができません。
このような場合に、トランスコーディングを行うことで、様々なデバイスやプラットフォームで再生可能な形式に変換したり、ファイルサイズを小さくして配信速度を向上させたりすることができます。
トランスコーディングの具体的な例
- 動画の解像度変換: 高解像度の動画を、スマートフォンなどの低解像度デバイスで再生できるように、解像度を下げて変換する。
- 動画の形式変換: MP4形式の動画を、AVI形式の動画に変換する。
- 音声のビットレート変換: 高ビットレートの音声を、低ビットレートの音声に変換してファイルサイズを小さくする。
- コーデックの変換: H.264コーデックの動画を、H.265コーデックの動画に変換する。
トランスコーディングに使用されるソフトウェア
トランスコーディングを行うためのソフトウェアは、数多く存在します。代表的なものとしては、HandBrake、FFmpeg、Adobe Media Encoderなどがあります。
関連項目
- コーデック
- 動画圧縮
- 音声圧縮