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VXLAN(ゔいえっくすらん)

最終更新:2026/4/25

VXLANは、仮想化されたネットワーク環境において、L2ネットワークを拡張するためのトンネリングプロトコルである。

別名・同義語 Virtual Extensible LAN

ポイント

VXLANは、VLANの制限を超える柔軟なネットワーク構成を可能にし、クラウド環境やデータセンターで広く利用されている。

VXLANとは

VXLAN (Virtual Extensible LAN) は、データセンターやクラウド環境における仮想化されたネットワークを拡張するために設計されたトンネリングプロトコルです。従来のVLAN (Virtual LAN) が持つ4096個という制限を超える、より大規模なネットワークセグメントを構築できます。

VXLANの仕組み

VXLANは、UDP (User Datagram Protocol) をカプセル化してL2フレームをトンネリングします。これにより、異なるL2ネットワーク間での通信が可能になります。VXLANヘッダには、VNI (VXLAN Network Identifier) と呼ばれる24ビットの識別子が含まれており、これにより異なるVLANを区別し、セグメント化することができます。

VXLANのメリット

  • スケーラビリティ: VLANの制限を超える大規模なネットワークセグメントを構築できます。
  • 柔軟性: 仮想マシンの移動やネットワーク構成の変更が容易です。
  • マルチテナント: 複数のテナントを分離し、セキュリティを向上させることができます。
  • オーバーレイネットワーク: 既存のネットワークインフラストラクチャを最大限に活用できます。

VXLANのデメリット

  • オーバーヘッド: VXLANヘッダの追加により、パケットサイズが大きくなるため、オーバーヘッドが増加します。
  • 複雑性: 導入や設定が比較的複雑です。
  • MTUの問題: パケットサイズが大きくなるため、MTU (Maximum Transmission Unit) の設定に注意が必要です。

VXLANの応用例

  • クラウド環境: 仮想マシンのネットワーク接続を柔軟に管理できます。
  • データセンター: 大規模な仮想化環境におけるネットワーク拡張を実現できます。
  • マルチテナント環境: 各テナントに分離されたネットワークを提供できます。

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