YANGモデル(やんぐもでる)
最終更新:2026/4/27
YANGモデルは、データ通信ネットワークにおけるネットワーク構成要素の抽象的な表現を定義するための標準的なデータモデリング言語である。
別名・同義語 データモデリング言語ネットワーク構成管理
ポイント
YANGは、ネットワークデバイスの設定や状態を記述するために広く使用されており、NETCONFやRESTCONFといったネットワーク管理プロトコルと連携する。
YANGモデルとは
YANG(Yet Another Next Generation)モデルは、IETF(Internet Engineering Task Force)によって標準化されたデータモデリング言語です。ネットワークデバイスの設定や運用状態を記述するための構造化された方法を提供し、ネットワーク管理の自動化と標準化を促進します。
歴史的背景
従来のネットワーク管理では、デバイス固有のコマンドラインインターフェース(CLI)やSimple Network Management Protocol(SNMP)が広く利用されていました。しかし、これらの方法は、ネットワークの規模が拡大し、複雑化するにつれて、管理の効率性や一貫性に課題が生じるようになりました。YANGモデルは、これらの課題を解決するために開発されました。
技術的詳細
YANGモデルは、XMLベースの構文を使用し、データノード、データ型、制約などの要素で構成されます。データノードは、ネットワークデバイスの設定や状態を表す変数であり、データ型は、データノードに格納できるデータの種類を定義します。制約は、データノードに格納できるデータの値を制限します。
YANGモデルは、以下の特徴を持っています。
- モジュール性: YANGモデルは、複数のモジュールに分割することができ、再利用性と保守性を高めることができます。
- 拡張性: YANGモデルは、既存のモデルを拡張することができ、新しい機能やデバイスに対応することができます。
- 検証可能性: YANGモデルは、データが正しい形式で記述されているかどうかを検証することができます。
活用事例
YANGモデルは、以下の用途で活用されています。
- ネットワーク自動化: NETCONFやRESTCONFといったネットワーク管理プロトコルと連携して、ネットワークデバイスの設定や運用を自動化します。
- ネットワーク監視: ネットワークデバイスの状態を監視し、異常を検知します。
- ネットワーク仮想化: ネットワーク機能を仮想化し、柔軟なネットワーク構成を実現します。
関連技術
- NETCONF: ネットワークデバイスを管理するためのプロトコル。
- RESTCONF: RESTful APIを使用してネットワークデバイスを管理するためのプロトコル。
- gNMI: Google Network Management Interface。ネットワークデバイスのテレメトリデータを収集するためのプロトコル。