センサ技術(せんさぎじゅつ)
最終更新:2026/4/17
センサ技術は、物理量や化学量を検知し、電気信号などに変換する技術であり、計測や制御に用いられる。
別名・同義語 検知技術計測技術
ポイント
センサ技術は、IoTや自動運転など、現代社会の様々な分野で不可欠な役割を果たしている。小型化、高感度化、低消費電力化が求められている。
センサ技術の概要
センサ技術は、特定の物理量(温度、圧力、光、音、加速度など)や化学量(濃度、pHなど)を検知し、それを電気信号、光信号、機械的な動きなどに変換する技術の総称です。この変換を行うのがセンサであり、センサ技術は、センサの原理、構造、製造プロセス、信号処理、システムへの統合など、幅広い分野を含みます。
センサの種類
センサは、検知する物理量や化学量によって様々な種類に分類されます。代表的なものとして、以下のものが挙げられます。
- 温度センサ: サーミスタ、熱電対、測温抵抗体など。
- 圧力センサ: ピエゾ抵抗式、静電容量式、ひずみゲージ式など。
- 光センサ: フォトダイオード、フォトトランジスタ、CdSセルなど。
- 加速度センサ: ピエゾ電気式、静電容量式、MEMS式など。
- 磁気センサ: ホール素子、磁気抵抗素子など。
- ガスセンサ: 半導体式、接触燃焼式、電気化学式など。
センサ技術の応用分野
センサ技術は、自動車、医療、環境、産業、家電など、多岐にわたる分野で応用されています。
- 自動車: エンジン制御、ABS、エアバッグ、自動運転など。
- 医療: 医療機器、生体情報モニタリング、診断など。
- 環境: 大気汚染測定、水質検査、気象観測など。
- 産業: FA(ファクトリーオートメーション)、ロボット、品質管理など。
- 家電: スマートフォン、デジタルカメラ、エアコン、冷蔵庫など。
近年の動向
近年、センサ技術は、IoT(Internet of Things)の普及に伴い、ますます重要性を増しています。小型化、高感度化、低消費電力化、高信頼性化、低コスト化などが求められており、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術やナノテクノロジーなどの先端技術が活用されています。また、複数のセンサを組み合わせることで、より高度な機能を実現するセンサフュージョン技術も注目されています。