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TDM(てぃーでぃーえむ)

最終更新:2026/4/25

TDMは、時分割多重の略であり、複数の信号を1つの通信路で共有するための技術である。

別名・同義語 時分割多重TDMA

ポイント

TDMは、デジタル通信において効率的に帯域幅を利用するために広く用いられる技術であり、音声やデータ通信など様々な分野で活用されている。

TDMとは

TDM(Time Division Multiplexing:時分割多重)は、複数の信号を時間的に分割して1つの通信路で伝送する多重化技術です。各信号には、それぞれ異なる時間スロットが割り当てられ、これらのスロットを順番に利用することで、複数の信号を同時に伝送します。

TDMの仕組み

TDMの基本的な仕組みは、通信路を時間軸で区切り、各区間を異なる信号に割り当てることです。例えば、1つの通信路を8つの時間スロットに分割し、それぞれに異なる音声信号を割り当てることで、8チャンネルの音声通話が可能になります。この時間スロットの割り当ては、固定的に行う固定TDMと、必要に応じて動的に割り当てる動的TDMがあります。

TDMの

  • 固定TDM: 各信号に固定的な時間スロットを割り当てる方式です。シンプルで実装が容易ですが、信号のトラフィック量に関わらず時間スロットを占有するため、効率が低い場合があります。
  • 動的TDM: 信号のトラフィック量に応じて時間スロットを動的に割り当てる方式です。固定TDMよりも効率的に帯域幅を利用できますが、制御が複雑になります。

TDMの応用例

TDMは、以下のような様々な分野で応用されています。

  • 電話通信: 複数の音声通話を1つの回線で伝送するために使用されます。
  • データ通信: 複数のデータストリームを1つの通信路で伝送するために使用されます。
  • デジタル放送: 複数のチャンネルを1つの周波数帯域で伝送するために使用されます。

TDMの利点と欠点

利点:

  • 複数の信号を効率的に伝送できる
  • 比較的シンプルな技術である

欠点:

  • 固定TDMの場合、帯域幅の利用効率が低い
  • 同期が必要となる

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