フレスコ画(ふれすこが)
最終更新:2026/4/25
フレスコ画は、漆喰がまだ湿っているうちに水または油性の顔料で描く壁画技法である。
別名・同義語 壁画壁飾り
ポイント
フレスコ画は、耐久性に優れ、色彩が鮮やかなことで知られる。古代ローマ時代から用いられ、ルネサンス期の芸術作品に多く見られる。
フレスコ画とは
フレスコ画(fresco)は、壁画技法の一種で、壁に下地となる漆喰を塗り、その漆喰がまだ湿っている間に水または油性の顔料を用いて描画する技法です。イタリア語の「fresco」は「新鮮な」という意味を持ち、漆喰が湿っている状態で行うことから名付けられました。
フレスコ画の技法
フレスコ画の技法は、大きく分けて「真壁画法(buon fresco)」と「乾壁画法(secco fresco)」の二種類があります。真壁画法は、漆喰が完全に乾く前に顔料を塗布するため、顔料が漆喰と一体化し、非常に耐久性の高い絵画となります。一方、乾壁画法は、漆喰が乾いた後に顔料を塗布するため、真壁画法に比べて耐久性は劣りますが、より細かい表現が可能になります。
フレスコ画の歴史
フレスコ画の起源は古代ギリシャに遡ると考えられていますが、古代ローマ時代に広く用いられるようになりました。特にポンペイの遺跡などに見られるフレスコ画は、当時の生活や文化を伝える貴重な資料となっています。中世以降もフレスコ画は教会や宮殿の壁画として用いられ、ルネサンス期にはミケランジェロやラファエロなどの巨匠によって、その技法はさらに発展しました。