交響曲(こうきょうきょく)
最終更新:2026/4/25
交響曲は、通常、複数の楽章から構成される、管弦楽のための楽曲である。
別名・同義語 オーケストラ曲管弦楽曲
ポイント
交響曲は、ソナタ形式を基盤とし、各楽章が異なる性格を持つことが一般的である。古典派以降、管弦楽の代表的な形式として発展した。
交響曲の歴史
交響曲の起源は、17世紀のイタリアにおける「シンフォニア」に遡る。当初はオペラの前奏曲や間奏曲として演奏されたが、次第に独立した器楽曲として発展していった。初期の交響曲は、3つの楽章(速い楽章 - 遅い楽章 - 速い楽章)で構成されることが多かった。
古典派の交響曲
ハイドンやモーツァルトの時代になると、交響曲は4つの楽章(ソナタ形式 - 遅い楽章 - メヌエットまたはスケルツォ - フィナーレ)で構成される形式が確立された。ハイドンは「交響曲の父」と呼ばれ、100曲以上の交響曲を作曲した。モーツァルトもまた、数多くの傑作を残している。
ロマン派の交響曲
ベートーヴェンの登場により、交響曲は新たな展開を見せる。ベートーヴェンは、交響曲に物語性や感情表現を盛り込み、規模を拡大させた。彼の交響曲第5番「運命」や第9番「合唱付き」は、交響曲の歴史における重要な作品である。ロマン派の作曲家たちは、ベートーヴェンの影響を受け、より大規模で複雑な交響曲を作曲した。シューベルト、メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキーなどがその代表である。
近現代の交響曲
20世紀に入ると、交響曲は多様な様相を見せるようになった。ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフなどの作曲家たちは、伝統的な形式を打破し、新しい表現を追求した。現代の作曲家たちも、様々な実験的な試みを行っている。
交響曲の構成
交響曲は、通常、以下の4つの楽章で構成される。