世界遺産地(せかいいさんち)
最終更新:2026/4/25
世界遺産地とは、歴史的、芸術的、または科学的に際立った普遍的価値を有する場所であり、ユネスコの世界遺産リストに登録された地域である。
別名・同義語 世界遺産文化遺産自然遺産
ポイント
世界遺産地は、その価値の重要性から国際社会全体で保護・継承していくべき場所とされ、登録国は保全義務を負う。文化遺産、自然遺産、複合遺産に分類される。
世界遺産地の概要
世界遺産地とは、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が定める世界遺産条約に基づいて登録された、人類全体にとって顕著な普遍的価値を持つと認められた場所のことです。文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類に分類され、それぞれ異なる基準に基づいて審査されます。
文化遺産
文化遺産とは、建造物、遺跡、文化的景観など、人類の歴史や文化を物語る遺産です。例として、日本の古都京都の文化財、万里の長城(中国)、コロッセオ(イタリア)などが挙げられます。
自然遺産
自然遺産とは、動植物の生息地、地質学的特徴、自然の美しさなど、自然環境の価値を代表する遺産です。例として、ガラパゴス諸島(エクアドル)、グランドキャニオン国立公園(アメリカ合衆国)、屋久島(日本)などが挙げられます。
複合遺産
複合遺産とは、文化遺産と自然遺産の双方の価値を兼ね備えた遺産です。例として、ファン・シパン山と周辺地域(ベトナム)などが挙げられます。
世界遺産登録のプロセス
- 仮登録: 各国政府が、自国内の候補地をユネスコに提出します。
- 審査: ユネスコの世界遺産委員会が、専門機関(ICOMOS、IUCN)の評価に基づいて審査を行います。
- 登録: 世界遺産委員会が、登録の可否を決定します。
世界遺産地の保全
世界遺産地は、その価値を維持するために、各国政府やユネスコによって保全活動が行われます。保全活動には、修復、調査、監視、観光客の管理などが含まれます。
世界遺産地は、人類共通の財産であり、次世代に引き継いでいくことが重要です。