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WebGPU(うぇぶじーぴーゆー)

最終更新:2026/4/27

WebGPUは、Webブラウザ上で高性能な3Dグラフィックスや計算処理を実現するための新しいAPIである。

別名・同義語 GPU Web APIWeb Graphics API

ポイント

従来のWebGLの後継技術として開発され、より効率的なGPU利用と最新のGPU機能へのアクセスを提供する。

WebGPUとは

WebGPUは、Webブラウザ上でGPU(Graphics Processing Unit)を活用するための次世代APIです。従来のWebGL APIの課題を克服し、より高性能で効率的なグラフィックス処理と計算処理を実現することを目的としています。

WebGLとの違い

WebGLは、OpenGL ES 2.0をベースとしたAPIであり、Webブラウザで3Dグラフィックスを表示するために広く利用されてきました。しかし、WebGLにはいくつかの課題がありました。例えば、APIの設計が古く、最新のGPU能(レイトレーシングなど)を十分に活用できない、オーバーヘッドが大きくパフォーマンスが低い、などが挙げられます。

WebGPUは、これらの課題を解決するために、よりモダンな設計を採用しています。具体的には、以下の点が異なります。

  • より効率的なAPI設計: WebGPUは、GPUとの通信を最適化し、オーバーヘッドを削減することで、パフォーマンスを向上させています。
  • 最新のGPU機能へのアクセス: WebGPUは、レイトレーシングや可変レートシェーディングなど、最新のGPU機能を活用するためのAPIを提供します。
  • Compute Shaderのサポート: WebGPUは、GPUを利用した汎用計算(Compute Shader)をより効率的に実行するためのAPIを提供します。
  • クロスプラットフォーム: WebGPUは、様々なプラットフォーム(Windows、macOS、Linux、Android、iOSなど)で動作するように設計されています。

WebGPUの応用例

WebGPUは、様々な分野での応用が期待されています。例えば、以下のようなものが挙げられます。

  • Webブラウザゲーム: WebGPUを利用することで、Webブラウザ上でより高品質で高性能な3Dゲームを開発することができます。
  • Webベースの3Dモデリングツール: WebGPUを利用することで、Webブラウザ上で動作する3Dモデリングツールを開発することができます。
  • 科学技術計算: WebGPUを利用することで、GPUを利用した高速な科学技術計算を行うことができます。
  • 機械学習: WebGPUを利用することで、GPUを利用した機械学習推論処理を高速化することができます。

今後の展望

WebGPUは、現在も開発が進められており、今後さらに多くの機能が追加される予定です。WebGPUの普及により、Webブラウザ上で実現できるグラフィックスや計算処理の可能性が大きく広がることが期待されます。

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