消滅危機言語(しょうめつきけんげんご)
最終更新:2026/4/25
消滅危機言語とは、現在話者が極端に少なく、近い将来に消滅する可能性が高い言語のこと。
別名・同義語 危機言語絶滅危惧言語
ポイント
ユネスコは、言語の多様性維持の重要性を訴えており、消滅危機言語の保護活動を支援している。言語の消滅は、文化や知識の喪失につながる。
消滅危機言語の現状
世界には約7000もの言語が存在すると言われていますが、そのうち約半分が消滅の危機に瀕していると推定されています。言語が消滅する原因は様々ですが、グローバル化による主要言語の普及、経済的・政治的な圧力、自然災害、社会的な差別などが挙げられます。
消滅危機言語の分類
ユネスコは、言語の消滅の危険度を以下の9段階に分類しています。
- 安全 (Safe): 全ての世代が言語を使用している。
- 脆弱 (Vulnerable): 子供たちの間で言語の使用が限られている。
- 確実ではない (Definitely Endangered): 子供たちの間で言語の使用がほとんどない。
- 危機的 (Severely Endangered): 高齢者のみが言語を使用している。
- 極めて危機的 (Critically Endangered): 高齢者でも言語を使用できる人がごくわずか。
- 消滅寸前 (Imminently Extinct): 高齢者でも言語を使用できる人がいない。
- 消滅 (Extinct): 言語を使用できる人が完全にいなくなった。
消滅危機言語の保護
言語の消滅を防ぐためには、言語の保存・継承のための様々な取り組みが必要です。具体的には、言語教育の推進、言語資料の収集・保存、言語使用を奨励する政策の実施、言語コミュニティの支援などが挙げられます。
日本における消滅危機言語
日本においても、アイヌ語や琉球諸語など、消滅の危機に瀕している言語が存在します。これらの言語の保護は、日本の文化的多様性を維持する上で重要な課題です。