面接法(めんせつほう)
最終更新:2026/4/25
面接法とは、特定の目的のために、対面またはオンラインで質問を通して情報を収集する調査手法である。
別名・同義語 聞き取り調査インタビュー
ポイント
面接法は、回答者の感情や背景を深く理解できる一方、調査者の主観が入りやすいという特徴がある。量的調査と並び、質的調査の代表的な手法の一つである。
面接法の概要
面接法は、調査対象者と調査者が直接対話することで、その人の考え、感情、経験などを深く掘り下げて理解することを目的とする調査手法です。質問項目は事前に準備されますが、状況に応じて柔軟に質問内容を変更したり、深掘りしたりすることが可能です。
面接法の種類
面接法は、その形式や目的に応じて様々な種類に分類されます。
- 構造化面接: あらかじめ決められた質問項目を、同じ順番で、同じ言葉遣いで尋ねる手法です。客観的なデータ収集に適しており、調査者間のばらつきを抑えることができます。
- 半構造化面接: 質問項目は事前に準備しますが、回答に応じて質問の順番や内容を柔軟に変更する手法です。構造化面接と非構造化面接の中間的な位置づけであり、より深い情報を収集することができます。
- 非構造化面接: 質問項目を事前に準備せず、自由に会話を進める手法です。回答者の個性や潜在的なニーズを引き出すのに適していますが、客観的なデータ収集には不向きです。
面接法のメリットとデメリット
メリット:
- 回答者の言葉や表情から、より深い情報を収集できる。
- 質問の意図を説明したり、回答者の言葉を補足したりすることで、誤解を防ぐことができる。
- 定量的な調査では得られない、質的な情報を収集できる。
デメリット:
- 調査者の主観が入りやすく、客観的なデータ収集が難しい。
- 調査に時間と費用がかかる。
- 調査対象者の選定が難しい。
面接法の活用事例
面接法は、マーケティング調査、社会調査、心理学研究など、様々な分野で活用されています。例えば、新商品の開発において、消費者のニーズや不満点を把握するために面接法を用いることができます。また、社会問題の解決策を検討する際に、当事者の意見を聞くために面接法を用いることもあります。