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児童文学(じどうぶんがく)

最終更新:2026/4/11

子供を主な読者対象とした文学作品の総称。絵本、童話、児童小説、児童詩などを広く含み、芸術的価値や教育的・娯楽的意義を持つ作品群を指す。

ポイント

読者層を子供に想定した文学の総称であり、教育的配慮や発達段階に応じた内容が特徴。図書館等の実務では「児童図書」として独立して扱われることが多い。

解説

概要

児童文学とは、子供を主たる読者と想定して執筆された文学作品の総称です。日本十進分類法(NDC)において、児童文学は特定の単一コード(909など)のみで完結するものではありません。NDCにおける「909」は「児童文学」という名称の分類項目として定義されており、文学作品としての形式や地域による分類(913の児童小説など)とは別に、児童図書を統合的に扱うための分類として運用されています。多くの図書館では、NDCの分類に加え、排架記号(「児」「C」など)を付与することで、一般書と区別して管理しています。

運用と課題

資料管理において、児童文学は「対象読者」による区分であるため、内容やジャンルが多岐にわたります。NDCの運用においては、物語形式であれば「909」にまとめる手法と、通常の文学分類(913等)の中に配架する手法が図書館によって異なります。地理区分や主題区分については、各図書館の運用方針に基づき、NDCの原則と児童サービスの目的を調整して付与されています。

役割

国立国会図書館公共図書館では、児童文学を体系的に収集・保存し、次世代の教育や読書文化の醸成に役立てています。OPAC等の検索システムにおいては、NDCコードと対象年齢区分(ラベル等)を組み合わせることで、利用者が目的の作品にたどり着きやすいよう調整されています。


同義語・別名: Children’s literature

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