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自叙伝(じじょでん)

最終更新:2026/4/14

自分自身の生涯や体験した出来事、思想などを、本人が自ら執筆した伝記のこと。自身の人生を客観的あるいは主観的に振り返り、記録としてまとめたものを指す。

別名・同義語 自伝回想録

ポイント

客観的な伝記とは異なり、主観的な視点から人生を描くことができる。歴史的資料としても、個人の内面を知る手がかりとしても重要。

自叙伝とは

自叙伝(じしょでん)とは、一人が自身の生涯、経験、思想などを自ら記述したものを指します。伝記が他者によって書かれるのに対し、自叙伝は主語が自分自身であり、主観的な視点から人生を振り返り、記録することが特徴です。

自叙伝の歴史

自叙伝の原型は古代に遡りますが、近代的な自叙伝の成立は18世紀頃とされています。ジャン=ジャック・ルソーの『告白』は、自叙伝文学の先駆けとして広く知られています。日本においては、明治時代以降に、知識人や政治家を中心に自叙伝が書かれるようになりました。

自叙伝の種類と特徴

自叙伝には、生涯を網羅的に記述したものから、特定の時期や出来事に焦点を当てたものまで、様々な種類があります。また、文学的な技巧を凝らした自叙伝もあれば、事実を淡々と記録した自叙伝もあります。

  • 回顧録: 特定の期間や出来事について、回想を綴ったもの。
  • 告白録: 自身の罪や過ちを告白する内容を含むもの。
  • 知的自伝: 思想や学問的な探求の過程を記述したもの。

自叙伝の意義

自叙伝は、個人の内面や人生観を知る上で貴重な資料となります。また、歴史や社会の変遷を個人の視点から捉えることができるため、歴史研究においても重要な役割を果たします。さらに、自叙伝を読むことで、読者は自身の人生を振り返り、新たな気づきを得ることもできます。

自叙伝の執筆における注意点

自叙伝を執筆する際には、客観性と主観性のバランスを考慮することが重要です。事実を歪曲したり、都合の良いように解釈したりすることは避けるべきです。また、他者のプライバシーを侵害しないように注意する必要があります。

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